L’Arc〜en〜Ciel sakuraの逮捕とNeo Universeの歌詞の話

もう30を超えたおじさんだからなのか、平成の時代が忘れられないのか、いまだにL’Arc〜en〜Cielを聴いている。

今日はその中でもお気に入りの曲「Neo Universe」について書いてみようと思います。

L’Arc〜en〜Cielのドラマーはsakuraだった

ラルクのドラマーは現在yukihiroですが、1990年代初期から中期のドラマーはsakuraでした。1997年2月24日にsakuraは覚醒剤を7グラム所持していたところを現行犯逮捕されてしまいます。これによりラルクは活動を自粛しました。判決としては3年の執行猶予がつきましたが、1997年11月4日、sakuraはラルクを脱退します。sakuraのドラムは重厚感のある音がして、ファンも多かったものと思います。

Neo Universeがリリースされたのは2000年

2000年1月19日 Neo Universeが発売されました。新時代の幕開けに相応しいエアリーなメロディーと高音が特徴の曲です。しかしながら、歌詞は意外にも暗いことに気づかれる方もいらっしゃるものと思います。これはhydeがsakuraのことを思って書いた歌詞だと考えれば全て辻褄が合います。

傾きかけた天秤とは?

傾きかけた天秤の上に築き上げてく天よりも高く

「傾きかけた天秤」が、sakuraの逮捕および脱退により揺らいだL’Arc〜en〜Cielというバンドそのものだと解釈すると、sakura脱退から復帰して音楽活動を継続していくバンドを表していものと思われます。

そんな飛べない無邪気な天使にも朝は届く鮮やかに

そんな状態のバンドメンバーが無邪気な天使だと解釈すれば辻褄が合います。2000年代に突入し、そんなメンバーにも新時代が訪れます。

その手を離さないで 目覚めるこの世界を感じて

sakuraは脱退してしまったけれど、その手を離さないで新時代を生きていこうとする意思が見え隠れします。

ひび割れそうでも透明なままで

ひび割れそうでも透明なままで昨日眠らず待っていたんだね

これは勝手な解釈ですが、シンプルにsakuraのことでしょう。覚醒剤を使用してしまうほどにひび割れそうなストレスの中で、それでもバンドには告げず綺麗なままであろうとしたsakura。

そして、覚醒剤はその名の通り覚醒状態、すなわち、眠らない状態になるものと拡大解釈すれば、昨日眠らず待っていたんだねという歌詞も合点がいきます。

もうラルクとしてsakuraとバンドは組めないけど

夢を見ていた奇跡はもう来ないけど遠い空が導いて

sakuraとラルクとしてもう一度バンドを組むことはできないけど、空は繋がっているよというメッセージとも取れます。

あなた(sakura)は風のように優しく鳥のように自由にこの世界を羽ばたく「恐がらずに」neo universe

ちょうど2000年で執行猶予期間が過ぎたはずです。自由にこの2000年代を羽ばたくことを思っての歌詞でしょう。

悲劇だとしてもあなたに巡り会えてよかった

この曲の一番好きな部分ですが、「悲劇だとしてもあなたに巡り会えてよかった」とはまさにsakuraとのことでしょう。背中合わせの絶望を委ねて「信じていたい いつまでも」

綺麗な花(桜)のように笑って

綺麗な花のように笑って

星のように輝いて

この世界を羽ばたく

恐がらずにneo universe

生まれ変わる季節よ 切な過ぎた季節よ

空のように一つに結ばれよう neo universe

まとめ

yukihiroがハイハットばかり叩いているこの曲の、そのドラムの意味がなんとなくわかる。