【1/n】路上生活からの脱却日記 – ELLEGARDEN細美武士さんとの意外な共通点

2025年4月6日

人間関係に救われる

私は、以前勤めていた会社の上司から受験の応援と励ましの連絡を受けて、この諦めに満ちた腐りきった人生だけれども、もう一度立ち直そうと努力することにした。応援してくれる人がいるにも関わらず、勝手に人生をあきらめて腐っていた。たった一人の言葉に救われるとは、思ってもみなかった。

これは、以前ラジオで、ELLEGARDENのボーカル、細美武士さんが語っていたことに似ている。彼は、新人の時に、北海道でプロモーターの方の知り合いのお店で食事をしていた。そこのおばちゃんに謙遜の意味で、「僕なんかまだペーペーなんですけど」って話したら、いきなりキレられて「あんたのファンがここで自分のことぺーぺーだって紹介していること知ったらどう思うと思うの!?」「あなたの歌、聞いてくれる人いるんだよね!?あんた応援してくれる人いるんでしょ!?」と詰められたらしい。そのおばちゃんと逢ったのはその一回きりだったらしいが、それが細美さんが「自分のことをペーペーだって思うのやめよう」と思ったきっかけらしい。

結局、僕は、社会や常識というものは幻想であり、醜さに満ちたものだ、と思って社会性を捨てて路上生活していたにも関わらず、その人間関係に救われたのだ。実は、会社を退職させていただいた当初は医学部を目指しており(つまり路上生活は実質医学部再受験の末路なのだ笑)、人間についてもっと知りたかったし、病気で苦しむ人を救いたいと思っていた。結局は計画性の無さと怠惰によって頓挫し、落ちるところまで落ちたのだった。

しかし、人間は下を向いたまま生きていくことはできないのかも知れない。

このブログでは、この続きを日記形式で書いていきたいと思います。一旦は確実にお金が稼げる肉体労働で、まずは路上生活から抜け出すための金銭的剰余、余りを生み出したいと思います。ではまた。