ロン毛をコスパよくカットする方法:ロン毛ホームレスがQBハウスに行ってみた話

こんにちはこんばんは。この記事では、一般的なスーツ姿のサラリーマン男性と比較して圧倒的に髪の毛が長かった私が、ホームレスになって初めて散髪したことにくわえ、初めて1,200円カットQBハウスを利用したため、カット前後の画像付きで、どんな感じだったか記載していきたいと思います。百聞は一見にしかずであるため、ぜひご覧ください。
ロン毛はキモイ
さて、そもそも散髪に行こうと思ったきっかけは、住民票を実家に移しに行ったときに、両親にロン毛がキモイ、職質されるぞと言われたこと、UberEatsの配達中に、だいたい同じエリアで稼働していると思われる別の配達員から「よお、キモロン毛!」とすれ違いざまに侮辱されたからです。UberEatsの配達員は、自転車で配達していると1件配達報酬単価が300円くらいなので、まあイライラしているのでしょう。実は配達員界隈では、自分の縄張りを守るためによく起こるオートポイエーシス的なものなのでしょう。そして、逆に私はそこで、きちんと配達員に擬態出来ているんだなぁと知りました。笑
なによりロン毛は確かにキモイなと思っていた(日本人でロン毛が許されるのはラルクのhydeとキムタクぐらいのものであろう)ので、散髪したいと思っていました。
QBハウスを知る
実は散髪に行こうと決意する以前からQBハウスの存在は知っていました。私はもともとホームレスとして、日中一般人に擬態するために、荷物を東京駅のロッカーにぶち込んでいたため、コンコースにあるQBハウスのことは認知していました。料金は2023年1月現在で1,200円で、実は値上げがなされたらしいが、それにしても安いなと思っていました。QBハウスの第一印象は、QBハウス自体ではなく、そこに並んでいるお客さんが皆、「それ以上どう切るんだろう」というくらい元々髪が短かったことが驚きであり、ロン毛は皆無だったこともこのブログを記載したいと思った経緯でもあります。
美容院での会話が苦手
私は、ブログくらいでしか情報発信をできないくらい口下手で、ヒトと話すことが苦手であるため、美容院での会話というものも非常に苦手でした。特に「今日はどちらから?」なんて聞かれた日には、「公園から(ホームレスのため)」と答えてしまいそうなくらいアドリブで会話するのが苦手で、ある程度想定問答を用意していないと碌に会話ができないため、QBハウスはスタッフさんがめちゃくちゃ無愛想というレビューを見て、いいなぁと思っていました。しかしながら、華の20代、おしゃれもしたい、という気持ちもあり、ブルジョア会社員時代は、恵比寿や表参道の美容院で、ホットペッパービューティー経由で美人な美容師さんを指名して切ってもらうという感じで、料金は7,000~8,500円くらいだったと思います。比較して1,200円は非常に安いですね。
カット前のロン毛
さて、実際にカットする前のロン毛をご覧ください。


冬なので、ロン毛はホームレス的にはむしろ首周りの保温力が高まっていいのだが、散髪して面接いってバイトでもした方が暖かい部屋に泊まれるという現実があります。笑
カット後 : ロン毛ではなくなった所感
さて、こちらが、カット後の髪の毛になります。


正直な感想としては、「美容院で切るのとあんまり変わらない」というものでした。もちろん、カット後のシャンプーやスタイリング等はありませんが、満足感は高いです。これで私の労働手段の中に、タイミーも候補に入れることが出来そうです。笑 ホームレスから抜け出すため、面接にも行けそうです。
散髪時間は15分もかかっていないと思います。実は、ブルジョア会社員時代に美容師さんに切ってもらった際に窺ったのですが、「ロン毛は任意の位置にハサミを入れるだけなので、別にロン毛だから面倒臭いとか、ロン毛だから時間がかかるということはない」そうです。まあ、当たり前の話ですよね、坊主にするならいきなりバリカン入れればいいお話ですし。加えて、追加料金等はもちろんありませんでした。
スタッフさんは評判通り無愛想で最高でした。私は鏡を見るのが苦手なので、前向いてください。と3回くらい言われたのみで、会話はありませんでした。注文はリクルートカットの男性とGoogleで画像検索した画面を見せて「こんな感じでお願いします」とお願いしました。
散髪された床面の圧倒的な毛量を見て、申し訳ない気持ちになりましたが、さっぱりすることができました。ロン毛の人の散髪について、何か参考になりましたら幸いです。ではまた。